流し読み

俺にまつわるエトセトラ

クリスマス

今日はクリスマスだ。街には人が溢れ、恋人や家族と共に暖かなひとときを過ごしているのであろう窓の灯がそこここに映る。僕にとってはあまり嬉しくない1日だ。

今年はクリスマスを一人で過ごした。家でぼんやりと天井を見つめ、本を少しだけ読み、Twitterをして、ご飯(レトルトカレー)を食べた。まだバイトや飲み会の用事でもあったら気が紛れたかも知れない。しかし生憎というか何というか、何の予定も何の出来事もないまま今日という日が終わろうとしている。生まれてから恐らく最も充実していないクリスマスだと思う。

年度が明けて、春を迎えたとき「今年のクリスマスこそは恋人と二人で過ごすんだ!」とそんな叶うわけもない決意をした記憶が朧気にあるが、見事に相変わらず恋人はいない。それどころか、家族とすらクリスマスを過ごせなかった(諸事情あって帰省のタイミングが合わなかったのだ)。まあ、これも僕が何の努力もしてこなかった結果だろう。自己責任というやつだ。

恋人と二人でクリスマスを過ごす等という甘い経験をしたことはまだないが、去年までは家族とは過ごせていた。一人きりというのは、こういう何かの記念日には頗る寂しくなるものである。ケーキはコンビニで買ってきて食べたが、食べていても無性に悲しくなるだけだった。

 

 

メリークリスマス。