雑記帳。

色々書いていく

ピアノのクラシック音楽を聴こう

6歳から17歳までピアノを習っていたので、ピアノの奏でるあの音が耳に馴染み深くてとても好きだ。大学受験を機に教室へ通うのはやめてしまったが、今でも実家へ帰ったときは暇を見つけて色々弾いてみている。本当は東京にいるときも弾きたいのだが、今住んでいるアパートが楽器禁止なのと、単純にピアノを買えるような金と場所の余裕がなかったので諦めた。ピアノを持っている友人がいたときは時々彼の家へ行って弾かせてもらっていたが、その友人とは色々あって会えなくなってしまったので今はそれも叶わなくなった(喧嘩したとかではないです)。

 

話がずれた。ピアノの話に戻す。好きな作曲家はベタなところだがドビュッシー、リスト、ショパンあたりだろうか。特にドビュッシーは良い。少し弾きにくいけど……。

代表的な2曲を紹介する。『月の光』と『アラベスク第1番』だ。


月の光 ドビュッシー


ドビュッシー-アラベスク第1番 Debussy:ARABESQUE No.1

どちらもこの艶やかな音色が何とも言えぬ心地好さだ。僕もこんな風に弾けたらなぁと思ってどちらの曲もトライしてみたのだが、なかなか上手く弾きこなせず苦労した。

『月の光』は僕の母親が好きな曲だったので小さい頃からよく聴かされた。個人的には転調したのが元に戻る直前の畳み掛けるような連打が一番好きな箇所だ。同時に最も弾きづらい箇所でもあるが……。

アラベスク第1番』は序盤の右手と左手が違ったリズムを刻む箇所がきらびやかで耳に心地好い。どうもドビュッシーはこういう左右の手でテンポをずらす作曲が好きなようだ

どちらの曲も幻想的な雰囲気が特徴で、深夜や明け方に聴くと特に涼やかな心持ちになれる。

 

リストの曲で一番好きなのは、やはり『愛の夢第3番』である。これはリストらしく、非常に難易度の高い技巧を要する曲だ。僕もそれなりに弾けるようになるまで半年以上かかった

下の動画を見てもらえればお分かりいただけるかと思うが、サビの部分の激しい手の動きが非常に難しい。だが同時に一番の聴かせどころでもあるのでここは気合いが入る。曲のタイトル通りの激しく、情熱的な愛の表現は聴く者を魅了してやまない。


Artur Rubinstein plays Liebestraum nº3 Liszt (HQ - High Quality)

 

続いてショパン。はじめに『夜想曲第2番』を紹介する。ショパン夜想曲といえばこれ、といった感じの曲だが何度聴いても良い。同じような旋律の繰り返しで曲が構成されているので、ともすればやや単調に聞こえるかもしれない。しかし、それを補って余りあるほどの音色の甘やかさ、響きの格調高さが僕はとても好きだ。最後のトリルがどうしても弾けなくて涙に暮れたのはご愛敬。


ショパン夜想曲第2番Op9-2

続いて、かの有名な『別れの曲』だ。正確には『練習曲作品10第3番』というタイトルである。この曲、実は序盤の静かな旋律からは想像もできないほどの難易度を誇っているのだ。全音ピアノピースの難易度ランキングではF(上級上)に位置付けられている。僕も序盤を少し弾いただけで諦めた

ショパン自身が「一生のうちに二度とこんなに美しい旋律を見つけることはできないだろう」と語ったほど素晴らしい旋律の照応を持ち合わせた曲で、中盤部の激情的な表現から静かなラストへの移り変わりは、そこはかとないノスタルジアを我々に抱かせる。


ショパン 別れの曲

 

クラシック音楽と聞くとやや敷居が高く感じられる人もいるかも知れない。しかし決してそんなことはない。ピアノの美しい音色はいつも我々を癒してくれる。今回紹介し切れなかった曲でも、良いものはたくさんある。読者諸賢も、是非とも「これは!」と感ずるものがある曲を見つけてほしいと、一ピアノ好きとして切に願う。